令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

透水・浸透 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:清木 隆文(宇都宮大学)

[III-68] 岩盤の変動状況からひび割れ位置を推定するための基礎的研究Ⅰ:模型実験による検討

*北爪 敦司1、江口 和暉1、若井 明彦1、仲 祐亮、古島 広明2、廣嶼 孝也2 (1. 群馬大学、2. (株)オサシ・テクノス)

キーワード:模型実験、岩盤、傾斜角度、ひび割れ、計測、MEMS

日本各地にひび割れ、崩落の可能性がある岩盤が多数存在する。従来の変動監視手段として、岩盤の弱面に伸縮計を取り付け、開口幅の増加速度などを計測する等の方法が一般的だが、これに小型傾斜計の多点観測を併用することで、岩盤内部の潜在的な弱面開口の位置と大きさについても3次元的に把握できると考えられる。そのためには、小型傾斜計を多数設置した模型岩盤の弱面を徐々に開口させた時の、ひび割れの進行と各傾斜計の測定値の関係性を把握する必要がある。本研究では模型岩盤を作製し、弱面を開口させた時の傾斜角度及び、変位を計測することで、岩盤崩落の挙動を検討した。

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