[IV-104] 浪江町渓流を対象としたUAV空撮映像の利用による3D渓流地形と藻類付着面積の推定
キーワード:UAV、空撮画像、渓流、測量
2011年3月に発生した原子力発電所事故により,福島県浪江町の周辺環境中に多量の放射性物質が放出された.豊かな森林と渓流が分布する帰宅困難区域において,避難指示解除までに要する時間の推定には,科学的知見が必要である.本研究では,UAVを用いた渓流調査の課題整理と,藻類面積抽出可能性について検討する事とした.成果を以下に示す.1)渓流では,従来のGNSS測量が困難だが,ラズベリーパイを用いた小型GNSSセンサを開発し精度検証を行い,渓流で測量が行える可能性を確認した.2)生成したオルソ画像を用いて画像分類を行った結果,近赤外カメラなどによる改善は必要だが,藻類面積の定量的な抽出可能性を確認した.
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