[IV-94] 平成29年7月九州北部豪雨におけるLバンドSARデータを用いた土砂災害域の判読特性
キーワード:リモートセンシング、合成開口レーダー、陸域観測技術衛星2号(だいち2号)、土砂災害、災害
本研究では,災害前後の3時期のALOS-2画像から得られた2時期カラー合成画像と3時期コヒーレンス画像から,平成29年7月九州北部豪雨に伴う土砂災害の判読特性を調査した.数種のフィルタ・ウィンドウサイズにより適切なノイズ低減処理の検討を行った上で作成した2時期カラー合成画像と3時期コヒーレンス画像において土砂災害域の判読特性を調査した.この結果,判読困難領域や過判読領域も見られるが,おおよその土砂災害域が判読可能であることを示した.加えて斜面方向や傾斜角度の地形データを用いてそれぞれの要因について整理した.
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