[V-146] 靱性を付与させたポリマーセメントモルタルに関する基礎的実験
キーワード：ポリマーセメントモルタル、曲げ靱性、繊維
鉄筋コンクリート構造物の塩害や中性化，交通荷重によってひび割れが生じ，耐久性・耐荷性が低下していることが予測される．そこで，多数のRC構造物で補修・補強を施し健全化を図る必要がある．そのような中で，ポリマーセメントモルタルは断面欠損箇所の補修や補強を目的とした補修材料として広く用いられている．また，コンクリートやモルタルの欠点である脆性的な性質を改善し高靱性化する方法の一つに短繊維を混入する方法がある．短繊維を混入することによって，ひび割れを分散させ，ひび割れ幅を微細に抑えることで，大きな引張変形と靱性を付与することができる．短繊維を混入させたポリマーセメントモルタルの力学特性を検討した．
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