令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断 (1)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:松本 浩嗣(北海道大学)

[V-217] 温度変化による支点拘束条件の違いがコンクリート桁の固有振動数に及ぼす影響

*並松 沙樹1、吉田 幸司1、加藤 信二郎2、田辺 篤史3 (1. 東海旅客鉄道株式会社、2. ジェイアール東海コンサルタンツ株式会社、3. 株式会社日建設計シビル)

キーワード:固有振動数、たわみ、温度変化、高速鉄道、モニタリング

構造物を適切に維持管理していくためにセンサを用いたモニタリングの活用が期待されている.当社では,RC複鉄筋版桁を対象として,高精度MEMS加速度センサを用いた長期連続計測を実施している.取得した大量のデータを分析することで,これまでの断片的な測定では未知であった,桁のわずかな状態変化の把握も可能となり,桁の個性に合わせたきめ細かな維持管理に役立っている.複数の橋りょうで連続計測した結果,一部の橋りょうである特定の気温が高い日のみ固有振動数が変化していることを確認した.本論文では,温度変化による桁の固有振動数変化のメカニズムについて,実測値および実験による検討を実施した.

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