令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

物性 (2)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:東 洋輔(オリエンタル白石)

[V-26] 練上り温度がモルタルの強度発現に及ぼす影響

*市川 翔太郎1、日比野 誠1、合田 寛基1、福山 隼人2 (1. 九州工業大学大学院、2. 九州工業大学工学部)

キーワード:練上り温度、養生温度、強度発現、凝結特性

Priceの報告では,練上りから2時間のコンクリートの温度が高いほど,初期強度は大きく長期強度の増進が抑制されることが指摘されている.これに対し村上らは,打込み後2時間を 40℃で養生したコンクリートの強度は,常に20℃で養生したコンクリートの強度発現と顕著な差が見られなかったことを報告している.そこで本研究では練上り温度に着目し,練上り温度とその後2時間の養生温度に分離し,モルタルの強度発現に及ぼす影響を検討した.その結果,練上り温度を20℃としたものに対して40℃とした場合,材齢3日までの強度発現が大きくなり,練上り後の2時間を40℃で養生するだけでは強度発現が促進されることはなかった.

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