令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレキャストコンクリート (2)/コンクリート製品

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 V-2 (幸町北5号館 522講義室)

座長:二井谷 教治(オリエンタル白石)

[V-265] 膨張材配合モルタルの基礎物性に及ぼす養生条件の影響

*大滝 朋1、内藤 弘之2、橋本 紳一郎3、伊達 重之4 (1. 東海大学大学院、2. ケイコン、3. 千葉工業大学、4. 東海大学)

キーワード:膨張材、プレキャストコンクリート、蒸気養生、拘束膨張率、自由膨張率、高炉スラグ微粉末

コンクリート製品工場では人員不足により製品の生産に遅れが出ると予想される.その対策とし,高流動コンクリートを使用し,打設の効率化,人員の削減化を目指す製品工場が増加している.プレキャストコンクリートは高炉スラグ微粉末を使用する場合が多々あるが,高炉スラグ微粉末添加コンクリートは初期の自己収縮に問題があると言われている.その対策として膨張材を添加するケースがある. しかし,膨張材の性能発現に及ぼす蒸気養生の影響についての体系的な知見はあまりなくそこで,本研究では2種類の膨張材と高炉セメントB種を使用し膨張材の性能発現に及ぼす養生条件の影響について検討することを目的とした.

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