令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(構造)(2)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:藤山 知加子(法政大学)

[V-342] 施工効率の向上を図る接着系あと施工アンカー工法の提案

*山﨑 彬1、波田 雅也1、木村 浩之1、牛島 栄1、粟屋 紘介2、山代 育民2 (1. 青木あすなろ建設、2. 遠州スプリング)

キーワード:あと施工アンカー、接着系アンカー、注入式、施工効率、引張試験

あと施工アンカーの接着系アンカーは高い固着力を発揮するが,接着剤が硬化し固着力を発揮するまでにアンカー筋のずれを防ぐ養生が施工向きに応じて別途必要となり,施工効率が低下する.そこで筆者らは,注入式の接着系あと施工アンカー工法において,全ねじ鉄筋を対象とした,アンカー筋に固定部材を取り付けることで,アンカー筋の穿孔した孔の中央への位置づけと下方へのずれ防止ができる工法を提案する.提案する工法によって,接着剤が硬化するまでアンカー筋を固定する養生が不要となり施工効率が向上する.本報は,工法の施工性や引張耐力を確認する性能確認試験を実施し,提案する工法が施工効率の向上に有効であることを確認した.

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