令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

維持・管理 (2)/エコ・緑化コンクリート

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:高橋 駿人(北海道大学)

[V-371] スラグの膨張性を利用した自然回帰型ポーラスコンクリートに関する研究

*河合 克仁1、福留 和人1、中出 康太2 (1. 石川工業高等専門学校、2. 石川県庁)

キーワード:ポーラスコンクリート、転炉スラグ、自然回帰、自己崩壊、温水浸漬試験

ポーラスコンクリートは所要の強度・耐久性が求められるため,空隙量が制限され植物の種類や量に制約が生じてしまう.そのため,自然回帰するポーラスコンクリートが提案されている.それは,植物が生育する過程ではポーラスコンクリートが地盤を安定化させ,植物の生育後は根の掌握力により地盤を安定させる,という考えに基づいている.本研究では,転炉スラグの膨張性を利用して自己崩壊させるという着想で,“自然回帰型ポーラスコンクリート”の開発を進める。本報では,自己崩壊するための適切な配合条件の検討および自己崩壊に至る期間の予測手法の検討結果について報告する.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード