令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

路面評価(舗装)(1)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 V-3 (幸町北5号館 523講義室)

座長:森石 一志(大林道路)

[V-438] 路面データの三次元化による路面点検について

*天野 勲1、山本 実2、兵庫 佑美2 (1. 株式会社保全工学研究所、2. 倉敷紡績株式会社)

キーワード:路面性状調査、ひび割れ、わだち掘れ、ポットホール、画像解析、自動検出

舗装上のひび割れ検知に可視画像を用いる場合、ひび割れ部の画素の濃淡の違いに着目するため、舗装表面の色調の違いにより自動検出が困難で、目視で検出する場合は作業に長時間を要するなど課題がある。
この度、路面の高さ情報を可視化した三次元画像に着目した走行型路面検査コンパクトユニット「PG-4」(倉敷紡績製))を開発した。このユニットは小型軽量かつ可搬可能で、ユニットをルーフに取り付けた一般車で、ひび割れ、わだち掘れ、ポットホール、MCI等の路面情報を効率的に取得することができる。本報告では、このユニットを一般車に装着し、現道を走行して三次元画像を撮像し、ひび割れを抽出した事例を報告する。

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