令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

クリープ・収縮

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 V-4 (幸町北5号館 524講義室)

座長:藤井 隆史(岡山大学)

[V-497] 養生温度を考慮した若材齢時コンクリートのクリープ挙動推定に関する研究

*大橋 佳世1、新井 淳一2、溝渕 利明1 (1. 法政大学、2. リテックエンジニアリング(株))

キーワード:クリープ予測、若材齢コンクリート、自己収縮

若材齢時コンクリートのクリープ挙動を解明することは,コンクリート構造物の使用性の向上に繋がる.しかしながら,過去に行われたクリープに関する研究は材齢28日以降のものがほとんどである.
 そこで,本研究では,若材齢時コンクリートを対象に養生温度を変化させてクリープ試験を実施した.実験の結果,養生温度が高くなってもクリープひずみと載荷応力の間に線形性があること,載荷材齢が遅くなるほどクリープひずみが小さくなることが示された.また,実験結果を基に単位クリープの推定式の構築を試みた.本実験結果の範囲内では推定式が若材齢時コンクリートのクリープ挙動を的確に表現できることがわかった.

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