令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

耐震補強

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-2 (幸町北5号館 522講義室)

座長:岡本 大(鉄道総合技術研究所)

[V-50] 道路橋ロッキング橋脚の耐震補強設計に関する取組み事例
A Seismic Strengthening Design of Rocking Piers of A Road Bridge

*真田 修1、高橋 泰斗2、芝野 亘浩3、鈴木 邦彦3 (1. 中日本高速道路、2. 中日本ハイウエイエンジニアリング東京、3. CPC)

キーワード:道路橋、ロッキング橋脚、耐震補強、ブレース、コンクリート巻き立て

平成28年4月,熊本県熊本市を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し,ロッキング橋脚を有する道路橋が落橋した.当社が管理する橋梁では,同じ形式での落橋事例はないものの,落橋した場合には甚大な社会的影響をもたらすことが予見されるため,優先的に取組むこととなった.東名高速道路の清水IC~静岡IC間にある鳥坂橋は国道1号線を跨ぐ条件下で供用されている.基礎が鋼管杭でロッキング橋脚を有し斜角のある鋼橋であり,3年前に耐震補強設計が発注された.本稿では,詳細設計にて全体構造系による非線形動的解析が用いられて検討されたロッキング橋脚基礎のRC巻立て,剛結化,ブレース材による耐震補強について論じる.

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