[V-604] ひび割れ注入補修があと施工アンカーの引抜き耐力に与える影響
キーワード:あと施工アンカー、ひび割れ補修材、金属系、接着系、点検、補修
設計・施工段階にて,あと施工アンカーの母材コンクリートは,ひび割れや豆板がなく健全な状態であることを確認しなければならない。しかし施工段階で健全でも,地震力の作用,中性化,塩害,凍害,化学的浸食等の環境作用により供用期間中にひび割れを生じる場合があり,適切な維持管理が求められている。近年,コンクリートのひび割れがアンカーの耐荷力に与える影響が実験的に検討され,その知見が集まりつつある。一方,ひび割れ補修後の,アンカーの力学的性能に関する知見は少なく,指針や要領には,具体的記載がない。本研究では,エポキシ樹脂にて注入補修した試験体を作製し,アンカーの力学的性能に与える影響を実験的に検討した。
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