[V-97] 加熱サイロ貯蔵時の再生アスファルト混合物の劣化評価手法に関する一検討
キーワード:再生アスファルト混合物、加熱サイロ貯蔵、圧裂係数、劣化
本検討では、実際のアスファルトプラントの加熱サイロで再生アスコンを貯蔵し、サイロ貯蔵による劣化の程度を評価する手法として、圧裂試験の有用性を検討した。結果として、加熱サイロ貯蔵を行うと一定期間までは混合物性状に変化は見られないが、ある貯蔵期間を経過するとアスファルトが劣化し硬くなり、混合物性状もそれに応じて硬く脆くなることを確認した。また、回収アスファルトによる針入度と圧裂係数に高い相関性が見られたことから、サイロ貯蔵による再生アスコンの劣化の程度を評価する手法の1つとして、圧裂試験は有用であると考える。
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