令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:池松 建治(鹿島建設)

[VI-1086] 既設トンネル補強用セグメントの開発(その3:FEM解析)

*山下 良1、日高 哲郎1、藤本 宏義1、藤木 育雄2、齊藤 正幸2、岩本 佑太3 (1. 日之出水道機器、2. 日本シビックコンサルタント、3. 東京地下鉄)

キーワード:鋳鉄、セグメント、トンネル補強、FEM解析

現在,シールドトンネルの土砂地山における本格的な採用から既に50年が経過している.この間,地下鉄をはじめとして上下水道,電力洞道や通信用とう道,道路などの地下インフラ施設の建設が急速に進んだ.一方で,経年劣化,漏水,地下水変動や近接施工の影響などによるトンネルの変状が報告されている.今後,トンネルの補修、補強の必要性が増大すると考えられることから,筆者らは,既設トンネル内部から覆工を支持する,補強用セグメントを開発した.今回は開発したセグメントの耐力や剛性について検討した結果を報告する.

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