[VI-1090] 気泡消失装置による実物大施工実験（プレキャストコンクリート製品）
キーワード：CB理論、表面気泡、気泡消失装置、変動的慣性力、気泡面積率
コンクリート構造物において，表面が緻密で滑らかであることが，美観的な問題のみならず外部有害因子の内部への進入を防ぐうえでも重要である．また，表面気泡の削減はプレキャストコンクリート工場における品質向上やコスト削減の面でも期待できる．工場に適用可能な気泡消失装置を考案し，実物大施工実験で気泡消失効果および施工性を検証した．表面気泡を検出した結果，気泡消失装置でコンクリートを打込むことにより，通常の打ち込み方法に比べて気泡面積率を約70%，気泡数を約60％減少できた．
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