技術開発 (5)

[VI-1102] ステレオカメラを活用した自動配筋検査システムの実証

*森本 直樹¹、後閑 淳司¹、酒匂 智彦¹、早川 博久¹、平 陽兵¹、吉田 裕亮¹、桑島 奨¹ (1. 鹿島建設株式会社)

キーワード：配筋検査、ステレオカメラ、画像処理技術、３次元データ

配筋検査は，事前の準備から検査後の報告書の作成まで，多くの時間と手間を要している．特に，鉄筋径を区別するマーキングや，鉄筋の間隔を示すスケールスタッフの設置など，検査前の準備作業には多くの手間がかかっており，省力化が強く望まれている．
今回，昨年開発したシステムについて，ハードウェア，ソフトウェアともに改良し，高精度化・高機能化を図るとともに，設計値の取り込みから検査報告書の出力までを一気通貫で処理できるシステムを開発・実証した．