令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発 (5)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:西内 美宣(熊谷組)

[VI-1107] 溝工事用の土砂ガードに働く崩土荷重の実験的考察

*菊田 亮一1、前田 英樹1、玉手 聡2、堀 智仁2 (1. 日本スピードショア、2. 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所)

キーワード:土砂崩壊、溝工事、労働災害、仮設機材、実大実験、土砂ガード

土止め支保工が設置されない小規模な溝掘削を伴う上水道,下水道,電気通信施設,ガス供給施設等の建設工事における土砂崩壊に伴う作業者の死傷災害の防止を図ることが可能な土砂遮断装置(土砂ガード)の開発についての検討.土砂ガードの試作を使用した実大土砂崩壊実験を行い,崩土による作用荷重の解析および推定値との比較によってその構造と使用部材の安全性を確認した.また簡易な軽構造物ではあるが,崩土に抵抗して内部に空間を確保し,人的被害を軽減できる可能性を示した.

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