Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

山岳トンネル (10)

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:海瀬 忍(高速道路総合技術研究所)

[VI-114] improvement of mortar grouting for the flat insulated lining method

*田中 彰1、藤野 晃3、中谷 剛2 (1. 清水建設(株)、2. 鉄道・運輸機構 九州新幹線建設局、3. 清水・青木あすなろ・菱興 特定建設工事共同企業体)

Keywords:mountain tunnel, waterproofer, flat insulated lining method, back grouting

本工事は、九州新幹線のうち長崎県大村市内に位置する延長2,885mの山岳トンネルである。NATM工法では吹付面をトンネル形状に沿って平滑に仕上げることが難しく、吹付面が凹凸状となりやすい。トンネルに防水性能を持たせるためには覆工の背面に防水シートを設置する必要があるが、吹付面が凹凸状のため従来工法ではシート背面に空隙が生じる。空隙に地下水が溜った場合、覆工の品質に悪影響を与えてしまうため、本工事では、防水シート背面にモルタルを充填する背面平滑型トンネルライニング工法(FILM工法)を採用した。本稿ではFILM工法におけるモルタル充填性の改善に向けた型枠、打設方法等の工夫について述べる。

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