令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (11)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:手塚 仁(熊谷組)

[VI-122] 実構造物における曲げじん性の確認試験に関する考察

*前川 和彦1、伊藤 哲男1、海瀬 忍1、高橋 幸一2 (1. 高速道路総合技術研究所、2. 八洋コンサルタント)

キーワード:繊維補強コンクリート、曲げじん性、実構造物での確認試験、円柱供試体、試験方法

NEXCOが施工するトンネルの覆工において,平成11年より覆工コンクリートの小片のはく落対策を目的として,地質の悪いD等級の覆工に繊維補強コンクリートが採用されている.採用初期は鋼繊維を採用していたが,平成15年より非鋼繊維が導入され平成20年には鋼繊維の使用が廃止された.品質管理用の供試体の材齢28日における曲げじん性の値が低く出ることがあり,品質管理基準値を下回る場合がある.そのような場合,直ちに工事目的物を取壊し再施工することは合理的ではなく,実構造物の曲げじん性を確認することが合理的ではあるが,実構造物の曲げじん性を確認する簡易な試験方法がなく試験法を確立する必要があった.

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