[VI-240] 線路設備モニタリングデータを活用した継目板損傷の予兆検知の検討について
キーワード:線路設備モニタリング、軌道変位、軌道材料、継目板損傷
鉄道事業者における部内原因による遅延の減少は、安定輸送を進めるうえで重要な事項の一つと考えられる。部内要因の一つとして継目板損傷があり、継目板損傷が発生すれば遅延運休といった安定輸送を阻害する要因となる。そこで、線路設備モニタリングデータを活用した継目板損傷確認について検討を行うこととする。具体的には軌道変位データ及び画像データによる継目板損傷の兆候が把握可能か検証した。その結果、材料画像データでは目視で把握できる可能性が把握できた。また軌道変位についても、試番ごとのデータを確認すれば把握できる可能性が確認できた。今後はAI技術によって、人間の判断を支援する仕組みについて検討を進める。
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