令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:斎藤 有佐(大林組)

[VI-281] 切羽掘削形状モニタリングシステムの開発

*山本 悟1、三井 善孝1、高橋 将史2 (1. 西松建設、2. ビュープラス)

キーワード:山岳トンネル、あたり取り、高速3Dスキャナ、重機搭載型

山岳トンネル掘削の最先端部である切羽においては,発破後に掘削設計断面線よりも内空側に残った地山を掘削する整形作業(以下,あたり取り)が行われている.これまで,あたり取りの際は作業員が切羽直下に立入り,目視にて整形が必要な箇所(以下,あたり箇所)を判断してレーザーポインター等で重機オペレータに指示を出していた.しかし,切羽は地山が露出しており,岩塊の抜け落ち(肌落ち)がひとたび発生すると,死傷災害につながる可能性が高い危険な場所である.そこで,あたり取り作業における安全性の向上と効率化を目的に,高速3Dスキャナを使用してあたり箇所を迅速に可視化する『掘削形状モニタリングシステム』を開発した.

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