令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

自動化システム

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:竹本 久高(鹿島建設)

[VI-354] 10t級クローラダンプを用いた自動走行システムの開発

*片山 三郎1、青木 浩章1、若山 真則2 (1. 大成建設株式会社技術センター、2. 大成建設株式会社土木本部機械部)

キーワード:i-construction、クローラダンプ、自動運転、作業能力、自動障害物回避、5G通信

国土交通省が建設現場の生産性向上を目的として推進しているi-Constructionを受けて土木工事では建設機械の自動化への取り組みが活発化している中,著者らは土砂運搬機械であるクローラダンプに着目し自動走行システムの開発を実施した.クローラダンプはトラフィカビリティの低い地盤での土工事で使用される建設機械であり,通常は複数台導入されることが多いため自動化する開発効果が高いと考えられる.今回の開発においては搭乗操作と同等レベルの走行能力(7~8km/h)を有するシステムの開発を目指した.本稿はこれらの開発概要および実験結果についての報文である.

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