令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:杉山 律(安藤・間)

[VI-49] 保温養生材によるコンクリートの保温養生効果に関する実験的検討(その2)

*中出 睦1、野原 貴純1、高山 浩一2 (1. りんかい日産建設(株)、2. 丸信化工(株))

キーワード:保温養生材、熱伝達率、アルミフィルム、ポリオレフィン発泡体、難燃性

前報 では,表面にアルミフィルムを蒸着したポリオレフィン発泡体で,容易に型枠に脱着できる保温養生材を開発し,試験による保温性能について報告した.本報では,さらに,厚さを変化させた保温養生材を設置した木製型枠や難燃性の保温養生材を設置した鋼製型枠の保温性能を把握することを目的として保温性能確認試験を実施した. 実験の結果,保温養生材の厚さが厚くなると熱伝達率が低下する傾向が見られた.また,難燃タイプと標準タイプの断熱性能に差がないことがわかった.

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