[VI-521] 車体振動を用いた浮きまくらぎ検知手法の数値的検討
キーワード:浮きまくらぎ、マルチボディシミュレーション、LSTM
浮きまくらぎは、軌道劣化を促進し脱線の危険性を高めるため、検測が重要であるが、軌道検測車でも目視でも検測が困難であり、検測手法の確立が重要である。そこで本研究では、車体上下振動を用いた浮きまくらぎ検知手法を提案した。まず、マルチボディシミュレーションによって、浮きまくらぎによって発生する車体上下振動応答を算出した。その後、算出した振動を対象として、検知手法を検討した。本研究で提案した検知手法は、LSTMによって作成した自己回帰モデルを用いたものである。結果として、走行速度が速くなく、軌道狂い状態が悪くなければ、2本以上連続で発生した浮きまくらぎを高い確率で検知できる可能性が示された。
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