令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術 (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:三浦 国春(大林組)

[VI-58] 急峻地における地すべり対策鋼管抑止杭の施工

中島 康介2、*根本 健太郎1 (1. 大成建設株式会社、2. 中日本高速道路株式会社)

キーワード:鋼管抑止杭、機械式継手、分解組立、超大型モノレール、強力吸引車、システム足場

重仮設桟橋を取り付けることが不可能な急峻地において,地すべり鋼管抑止杭の施工を行った.
抑止杭の仕様は径508mm,厚み41mm(最大)長さ45m(最大)で,これを139本施工する工事である.
隣接のトンネル工事を妨げることができず本線開通までの時間が限られる中で,1)機械式継手を採用した鋼管杭 ,2)分解組立の可能な機械の新規製作,3)超大型工事用モノレールによる資機材運搬,4)強力吸引車を使用した残土処理,5)人力で施工が可能なシステム足場を使用した仮設構台 以上5点を用いて鋼管抑止杭の施工を行った.結果として,孔壁崩壊による手戻りや建て込み不良のトラブルなく工期を遵守して施工を完了した.

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