令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁 (3)/各種基礎 (1)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:稲積一訓(大林組)

[VI-584] 新柳渕橋の高耐久性RC床版について その3(スケーリング抵抗性と気泡組織)

*山崎 雅登1、我彦 聡志1、小倉 仁志1、阿波 稔2、迫井 裕樹2 (1. 西松建設(株)、2. 八戸工業大学)

キーワード:RC床版、スケーリング抵抗性、気泡組織、短繊維、振動締固め時間

積雪寒冷地の凍結防止剤が散布される道路橋において、表面コンクリ―トの土砂化及び鋼材腐食する現象が散見されている。これらの現象は凍結、ASR、塩害等の複合的な劣化による現象と考えられている。

本研究では、コンクリートの高耐久化に対して有効と考えられる材料配合及び短繊維の添加した供試体を作製。スケーリング抵抗性および気泡組織の計測をした。結論として、短繊維の添加によりスケーリング抵抗性が向上した。気泡組織については振動締固めによりコンクリート中の微細気泡が減少,粗大な気泡が増加したが目標空気量を6%とすることにより気泡間隔係数やスケーリング抵抗性に及ぼす影響は比較的小さかった.

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