令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地下構造物 (2)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-1 (幸町北8号館 811講義室)

座長:服部 佳文(大成建設)

[VI-618] 狭隘スペースでの地下壁構築を可能とする本仮設兼用合成壁「J-WALL®Ⅱ工法」の適用

*古荘 伸一郎1、黄 再弘1、松原 秀和2、後藤 宏輔2、西口 正仁3、中村 寿人3 (1. 大林組 、2. JFEスチール、3. ジェコス)

キーワード:地下壁、合成構造、ハット形鋼矢板、免震レトロフィット、本体利用

昨今,特に都市部では既設構造物の耐震工事,利便性向上やバリアフリー化を目的とした改修工事が増加傾向である.この種の工事の場合,隣接する既設構造物や地下埋設物等が存在し,それらが供用されている中での開削工事となることが多く,極端に狭隘なスペースの中での地下壁の構築が求められるケースが増えている.現在施工中の香川県庁舎東館耐震改修工事において,建物外周に新たに構築する地下壁は,道路や隣地境界,既設地下構造物に近接する.その中でも特に狭く限られた用地内に地下壁の構築が必要な部分では,在来工法での地下壁の構築は困難なため,狭隘スペース対応型の本仮設兼用合成壁「J-WALL®Ⅱ工法」を採用した.

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