令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

地盤改良 (2)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:土屋 光弘(西松建設)

[VI-693] 低温環境下におけるカルシア改質土の固化特性

*赤司 有三1、藤井 郁男1 (1. 日本製鉄株式会社)

キーワード:浚渫土、スラグ、温度

近年,航路や泊地の浚渫に伴って発生する浚渫土砂にカルシア改質材を混合することで強度等が改良されたカルシア改質土の実用化が進められている.カルシア改質土は、浚渫土砂からのSi成分とカルシア改質材からのCa成分が水和反応して浚渫土砂を固化改良した材料であり,埋立材・裏埋材や浅場造成基盤材等への適用が広がってきている状況であるが,これまでの適用実績は東京湾以西の温暖な海域が多く,冬季に海水温が低下する北日本海域での適用実績は無い.そこで,カルシア改質土の低温環境下での固化性状について調査して強度特性を明らかにした.

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