令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム (4)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:佐藤 英明(熊谷組)

[VI-719] 八ッ場ダムにおけるプレキャスト型枠の適用

*本明 将来1、岩渕 真1、市花 圭一朗1、前畑 大樹1、山下 哲一1、長谷川 悦央1 (1. 清水建設)

キーワード:コンクリートダム、プレキャスト型枠、生産性向上

建設現場における施工時の生産性向上にあたり、プレキャスト製品が積極的に活用されている。プレキャスト製品を活用することの利点として、安全性・品質確保・工程短縮・施工性・省人化が主に挙げられる。八ッ場ダム本体建設においても、上記利点を発揮できるよう、プレキャスト型枠を積極的に活用している。適用箇所は、設計図書で記載のある監査廊・エレベーターシャフト・堤内仮排水路の他に、常用洪水吐、水位維持用放流設備、呑口上部、ゲート操作室、橋脚・橋台、下流面勾配変化部、取水塔、天端高欄と多岐に渡る.本稿では常用洪水吐・水位維持用放流設備、橋脚・橋台について、施工に先立つ事前検討や施工時の工夫について報告する。

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