令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル (12)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

[VI-749] 高速道路トンネルにおける点検結果のばらつき要因に関する一考察

*宮地 智仁1、海瀬 忍2、林 久資1、進士 正人1 (1. 山口大学大学院 創成科学研究科、2. 高速道路総合技術研究所)

キーワード:トンネル、ひび割れ幅、ひびわれ展開図

NEXCOの管理するトンネルの定期点検は車両を用いた画像計測による詳細点検Aと近接目視による詳細点検Bが行われている.NEXCOは定期点検効率化のために詳細点検Aを詳細点検Bの代替とすることを目標としているが,両点検を同等の水準で行うことが難しく結果にズレが生じている.本研究では,結果のズレが生じる原因として点検実施日の気温の影響に着目し,点検時に作成されるひびわれ展開図を用いてNEXCOが管理する2つのトンネルを対象に,覆工に発生したひびわれ幅の変化に関する調査を行った.結果,点検手法や気温の変化以外に外的要因などの影響を受けてひびわれ幅が変化している可能性があることがわかった.

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