[VI-750] トンネル覆工の評価精度向上を目的としたひび割れ分布把握に関する検討
キーワード:覆工ひび割れ指数、トンネル、維持管理、経年変化
2014年に道路トンネルの定期点検は5年に1度の実施が義務付けられたことから,トンネルの高齢化が進む山口県においても今後繰り返し定期点検を実施していくためには効率性が重要視され,定量的なトンネル覆工の健全度判定手法が求められている.この課題に対し,筆者らは覆工ひび割れ指数を山口県内のトンネルに適用し分析を行ってきたが,従来ひび割れ指数は1スパン毎のひび割れ量を平均的に算出し,具体的なひび割れ発生状況を判定できない問題点を有していた.そこで本研究は,対象覆工面積を天端部・肩部・側壁部に分割し,さらにひび割れ方向性に着目することでより詳細なひび割れ発生状況と進行性の把握が可能になることを示した.
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