令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (12)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:宇野 洋志城(佐藤工業)

[VI-766] 老朽化した旧式鉄道橋梁の長寿命化および減災に向けた取り組み

*窪田 勇輝1、小出 泰弘1、吉田 育央2 (1. 南海電気鉄道、2. シーエス・インスペクター)

キーワード:ピントラス、レンガ構造、長寿命化、減災、応力測定、深浅測量

当社沿線にはすでに経年100年を超えている構造物が多数存在しており,そのなかでも南海本線紀ノ川橋梁は,1903年に現上り線の単線橋梁が全長約627mの長大橋梁として開通し,その一部がアメリカンブリッジ社製のピン結合曲弦プラットトラス(以下「ピントラス」という)であるとともに,橋脚などの下部工の一部がレンガ構造となっていることから,維持管理に労力を要している.この度,本橋梁に対して上部工の塗装工事を実施することになったことから,塗装工事の足場を利用した詳細調査(長寿命化)を全面的に実施した.また,塗装工事の前後において橋脚の補強工事および詳細調査(減災)を実施したので,その内容について報告する.

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