[VI-788] ソナーを用いた鉄道橋梁の洗掘調査手法に関する一考察
キーワード:鉄道橋、洗堀、深浅測量、マルチビームソナー
鉄道橋梁の洗堀に対する維持管理は、安全輸送を確保するうえで重要な管理項目である。しかし、従来行われている線路上からの測深用レッドによる測量では、作業足場の制限等により河床状態を精度よく把握するには困難な場合が多い。これらの問題解決のために、水中ソナーを用いた鉄道橋梁周辺の河床状態計測手法について検証を行った。検証では、複々線区間で橋脚配置が複雑な橋りょうを選定し、マルチビームソナー2機種を用いて現地試験測量を実施した。測量結果から機種の違いによる精度、計測可能範囲及び作業性等を比較し、鉄道橋梁の洗掘維持管理への適用性について検討を行った。
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