令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

アセットマネジメント (2)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-2 (幸町北8号館 812講義室)

座長:馬越 正純(オリエンタルコンサルタンツ)

[VI-832] 諸元情報等を考慮したディープラーニングモデルによる橋梁(コンクリート部材)の劣化要因・健全度判定

*町口 敦志1、喜多 敏春2、多田  徳夫2、武井 宏将3、近田 康夫4 (1. 金沢大学大学院・(株)日本海コンサルタント AI技術室、2. (株)日本海コンサルタント AI技術室、3. 日本ユニシス(株)、4. 金沢大学理工研究域地球社会基盤学系)

キーワード:ディープラーニング(深層学習)、AI、橋梁(コンクリート部材)、劣化要因判定、健全度判定、諸元情報

今日,インフラの老朽化問題等から効率的・効果的な維持管理(点検・補修)が求められており,AI(人工知能)を含むICT技術の活用が推進されている.そこで,著者らがこれまで行ったディープラーニングによるコンクリート構造物の劣化要因・健全性判定に関する研究をベースに,採用する写真データの適用範囲を定め,写真データに加え諸元情報及び損傷情報を考慮できるモデルを構築した結果,劣化要因判定は91.2%,健全性判定は83.4%の平均正解率となった.

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