令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (11)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:川﨑恭平(鉄道総合技術研究所)

[VI-913] マルタイによる原波形軌道狂いの改善

*菅原 拓也1 (1. 日本機械保線株式会社)

キーワード:マルタイ、軌道整備、原波形、バラスト、スクイーズ、タンピング

東海道新幹線は開業から50年以上が経過し、列車速度や運行本数が大幅に増加したことにより、今まで以上に軌道整備の精度向上が必要となった。原波形狂いが大きい箇所での軌道の維持が難しいことに着目し、新たな施工方法として「スクイーズの低減」及び「柱補強法」を実施した。これにより、マクラギを支える丈夫な“柱”を確保し、1か月間の軌道狂い進みを約5分の1に低減させることができた。

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