[VII-115] アクティブ・ノイズ・コントロールによるトンネル発破音低減に関する検討
キーワード:アクティブ・ノイズ・コントロール、トンネル、発破音、低周波音
山岳トンネルの火薬を用いた発破工法では、しばしば発破音に含まれる低周波音により近隣民家のサッシを揺らすなどの影響を及ぼす。その主な対策として防音扉1)の設置が挙げられるが、低周波音に対しては十分な減音効果を得るには至っていない。そこで山岳トンネルの坑口から発生する発破音のような広い面的に騒音を発する音源に対応可能なアクティブ・ノイズ・コントロールを用いた低減手法を提案し、その手法に関するシミュレーションとフィールド実験を実施した。その結果、シミュレーションとフィールド実験ともに一定の減音効果が確認した。その概要について報告する。
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