[VII-133] 珪砂配合率と温度を変化させたベントナイト緩衝材の一軸圧縮試験
キーワード:高レベル放射性廃棄物、地層処分、ベントナイト
現在,核燃料サイクルの過程で発生する高レベル放射性廃棄物の処分方法として,地下300m以深への地層処分が選定されている.地層処分において,廃棄物と岩盤との間を充填する緩衝材の主原料には著しい吸水膨潤性と難透水性を有するベントナイトが使用される.その緩衝材には施工性や経済性の観点から,ベントナイトに珪砂を混合する方策とされているが,その仕様などの詳細は完全には決定していない.また,ガラス固化体の発熱によって緩衝材が高温に晒されることが予想される.そこで本研究では,緩衝材の性能設計に向けて,珪砂の配合率を変化させたベントナイト珪砂混合供試体に温度変化を与え,一軸圧縮試験を行った.
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