放射性廃棄物 (2)

[VII-140] ベントナイト系材料を対象とした流体的除去技術（ウォータージェット方式）の整備

*小林 正人¹、白瀬 光泰¹、磯 さち恵²、本島 貴之² (1. 公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター、2. 大成建設株式会社)

キーワード：高レベル放射性廃棄物、回収技術、流体的除去、ベントナイト、ウォータージェット

高レベル放射性廃棄物の定置概念の１つとして示されている処分坑道横置き・ＰＥＭ方式では，定置作業で生じる処分坑道とＰＥＭの間の隙間に対してベントナイト系材料を混合した充填剤を用いて充填することが検討されている．定置された状態からＰＥＭを回収するためには，隙間に施工された大量の充填材を除去する必要がある．充填材の除去は回収するＰＥＭへの影響を抑えつつも効率の良い除去方法が求められるため，ＰＥＭから離れた部分には効率性を重視した機械的除去技術，ＰＥＭ近傍には流体的除去技術の2つの技術を組み合わせた除去工程を検討した．高圧水を使用した流体的除去技術の整備について報告する．