[VII-56] 下水汚泥を用いたバチルス属細菌と自活性線虫を豊富に含む土壌改良資材の開発
キーワード:廃棄物、再資源化、資源循環、食糧生産
現在、カビ菌や植物寄生性線虫による農作物の連作障害が大きな問題となっている。それらの解決策として、カビ菌に抗菌性のあるバチルス属細菌と植物寄生性線虫を捕食する自活性線虫を利用し、生物防除することを考えた。本研究では,連作障害抑止効果のある土壌改良資材の開発を目的とし,バチルス属細菌を多く含む下水汚泥を用いて各種配合条件により土壌改良資材を作製し,バチルス属細菌と自活性線虫が増殖するための最適条件を検討した.その結果、下水汚泥を用いることで自活性線虫が増殖することが明らかとなり、バチルス属細菌と自活性線虫を豊富に含む土壌改良資材の開発に成功した。
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