令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

循環資源・CCS (1)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 VII-2 (幸町南6号館 第1講義室)

座長:山田 祐樹(大林組)

[VII-82] 高炉スラグ産出時における環境負荷配分を考慮した高炉セメントの環境影響評価

*柴崎 悠吾1、河合 研至1、桐野 裕介2、新見 龍男3 (1. 広島大学大学院工学研究科、2. 太平洋セメント、3. トクヤマ)

キーワード:高炉スラグ、二酸化炭素排出量、環境負荷配分、コスト、環境影響評価、鉄鋼

高炉セメントの利用は二酸化炭素の削減ができるとされている。これは、高炉スラグ微粉末産出時における二酸化炭素排出量が考慮されておらず、すべて鉄鋼生産が受け持つことが前提となっているためである。そこで、高炉スラグ産出による環境負荷を正当に評価するために、生産量やコストなどを用いてCO2排出量を配分し、高炉セメントのCO2排出量への影響を考察した。結果、生産量による配分では高炉セメントは環境負荷増加につながり、コストによる配分では高炉セメントは環境負荷低減につながると評価された。

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