令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

地震応答・耐震性能

座長:古川 愛子(京都大学)

[CS10-18] 3 次元多面体要素を用いたDEM による石垣崩壊に対する適用性の研究

〇森田 大成1 (1.法政大学大学院)

キーワード:3次元個別要素法、傾斜実験、数値シミュレーション、石垣構造物、オープンソースフレームワーク、多面体要素

石垣構造物は地震動に対して脆弱な構造をしており,2016 年の熊本地震では多数被害報告されている.これらの被害を軽減するため石垣構造物の適切な安全性評価と対策を行うことが求められているが,対策工を適用した場合の有効性は示す根拠が不足している現状である.本研究ではDEM で3 次元多面体要素を構成することが可能な解析ソフトYADE を用いて,傾斜実験に対する3 次元解析の妥当性を検討することを目的とする.小型石垣模型の傾斜実験に対して再現解析を行い,実験結果と解析結果を比較した.結果,小型石垣模型の傾斜実験を高精度で再現し,3 次元多面体要素を用いたDEM による解析の妥当性を示すことができた.

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