[CS10-08] 無電源で動作する最大加速度推定装置の改良と精度検証
キーワード:地震観測、最大加速度推定装置、振動台試験
鉄道や道路における輸送サービスが停止する規模となる大地震が生じた場合には,輸送サービス再開のために設備沿線での揺れの大きさや設備自体への損傷の有無を早期に把握することが重要となる.このときに必要となる計測機器は広範囲に多数設置する必要があることから,安価で安定的に運用可能であることが求められる.本研究では,先行研究の推定装置の磁石や錘などの部材を変更するなどの改良を行う.また,精度検証を目的として,大型振動台を使用して開発した最大加速度推定装置に実スケールの地震波を作用させ,その動作状況を確認する.
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