令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

橋梁の耐震・地震時挙動

座長:藤倉 修一(宇都宮大学)

[CS10-33] 橋梁上に設置した照明柱の耐荷力評価に関する実験的検討

〇伊佐 政晃1、青木 康素1、宇野津 哲哉2、杉山 直也2 (1.阪神高速道路株式会社、2.(一財)阪神高速道路技術センター)

キーワード:照明柱、静的載荷試験、FEA、耐荷力評価

既往の地震において,橋梁上に設置された照明柱等の柱状付属構造物の倒壊や脱落が確認されており,災害時の緊急輸送路としての機能確保の観点から,柱状付属構造物の耐震性を評価しておくことは重要である.本検討では,現状一般的に採用している照明柱構造の模型供試体に静的正負交番載荷試験を実施し、外力作用時の照明柱の破壊順序・破壊形態を把握した.また,実験による部材の破壊順序をFEAにより評価した。結果,アンカーボルトの降伏が先行することが示された.また、試験終了時にはアンカーボルトの破断や開口部の座屈などの荷重が急激に落ちるような事象は生じなかった.

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