令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

地盤変状(液状化,断層変位)

座長:中村 晋(日本大学)

[CS11-14] 密な地盤の液状化がRC構造物の地震応答に及ぼす影響(その2)RC立坑のせん断土槽振動実験シミュレーションに基づく検討

〇島端 嗣浩1、横田 彩加1、松尾 豊史2、横田 克哉3 (1.東電設計、2.電力中央研究所、3.関西電力)

キーワード:三次元非線形解析、地盤・構造物連成解析、せん断土槽振動実験、RC立坑、耐震性能照査

鉄筋コンクリート(RC)製地中構造物の地震応答評価に,地盤・構造物連成系の三次元有限要素(FEM)解析を適用することで,より実挙動に近い評価が可能となり,耐震性能照査の合理化を図ることが可能である.本検討では、解析範囲や実務での適用性向上などを目的として,既往検討において三次元解析手法の適用性が確認された振動台実験シミュレーション解析モデルを用い,密な地盤が液状化した場合に三次元RC構造物に与える影響を確認するために,全応力及び有効応力解析による検討を行った.その結果,今回対象とした密な地盤の液状化に対しては,全応力解析と有効応力解析は概ね同様の傾向を示すことが確認された.

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