令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 放射性廃棄物処分

放射性廃棄物処分(5)

座長:本島 貴之(大成建設株式会社)

[CS12-45] 地層処分の地下施設における湧水量評価技術の開発 ―(その2)水理地質構造のマルチスケールモデル化と数値解析技術の整備―

〇森岩 寛稀1、田中 達也1、奥木 さくら1、森田 豊1、鈴木 覚2、三枝 博光2 (1.大林組、2.原子力発電環境整備機構)

キーワード:湧水量、数値解析、地質環境モデル、地層処分、地下施設、建設・操業段階

地下施設の設置位置の選定や,施設の建設に伴う湧水量の適切な評価のためには,地下施設の建設・操業の段階的な展開を詳細な解像度でモデル化するための処分場スケールモデル,および地下施設への湧水によって生じる水圧低下範囲を考慮して適切な境界条件を設定するための広域スケールモデルといった解像度の異なる複数の水理地質構造モデルを構築する必要がある.これらのモデルを用いた非定常状態における地下水流動解析では,モデル間の水理学的連続性を確保するためにTMRアプローチを適用し、地下施設全体からの湧水量の経時変化を建設・操業計画を反映して評価するために,シンプルドレーン法を適用した。これらの解析手法を紹介する.

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