令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] BIM/CIMの活用とこれから

BIM/CIMの活用とこれから(2)

座長:加藤 雅彦(株式会社長大)

[CS14-18] 地中レーダによる3 次元埋設管モデルの構築

〇青池 邦夫1、小河原 敬徳1、高橋 一徳1 (1.応用地質株式会社)

キーワード:地中レーダ、稠密探査、三次元モデル、BIM/CIM、埋設管

掘削中に事前に把握できなかった不明管が出現した場合,施工が中断するだけでなく設計から見直しを強いられる場合がある.効率的な建設を実現していくためには,設計・施工・維持管理の過程でより正確な地下三次元モデルを共有することが不可欠である.著者らは,埋設管の三次元モデルを構築するため,稠密配置した地中レーダ測線のデータを活用した解析方法を開発した.手法の検証のため,当社が建設した埋設物検知のための実験サイトを利用し,錯綜する埋設管モデルに適用した結果、埋設前に計測したレーザスキャナデータの特徴をよく反映した埋設管の三次元モデルを構築することができた。

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