令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(6)

座長:蒔苗 耕司(宮城大学)

[CS15-50] 人工知能(AI)の土木施工技術への適用に関する調査研究

〇津田 宗男1、岩永 克也2、梅村 勝3、今井 和美4、中谷 登5、川崎 光洋6、藤澤 秀行7、船田 哲人8、三村 典正9 (1.東亜建設工業、2.西松建設、3.熊谷組、4.大豊建設、5.大日本土木、6.五洋建設、7.大本組、8.不動テトラ、9.ショーボンド建設)

キーワード:人工知能(AI)、土木施工、建設業界の動向、課題と展望、AIの適用性、AIの活用

本調査研究は、土木工事における施工技術へのAI 活用の可能性について検討を行ったものである。AI の取り組み状況について、建設業界や他業界における事例を調査するとともに、ゼネコン各社にアンケート調査を実施した。次にいくつかの工種を対象に、入札から竣工に亘る業務プロセスを詳細に分析し、それぞれの業務に対してAI 適用可能性について検討した。また、今後、土木工事にAI を活用していく上での課題及び活用の展望について整理した。なお、本調査研究では、一つの機能に専門化して稼働する特化型AI(弱いAI)を対象としており,人間のようにものごとを認識/思考し、仕事を行う汎用型AI(強いAI)は対象としていない。

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