令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 気候変動・地球環境問題

気候変動・地球環境問題

座長:米田 稔(京都大学)

[CS16-06] コンクリート供試体表面におけるCO2固定化性能の評価

〇内田 周作1、小峯 秀雄1、後藤 茂1、王 海龍1、取違 剛2 (1.早稲田大学、2.鹿島建設(株))

キーワード:コンクリート、二酸化炭素、地球温暖化

コンクリート構造物が大気中の CO2を固定化すると解釈し,LCCO2の再評価を目標として,コンクリート供試体表面におけるCO2固定化量の評価を行っている.本研究では2種類のコンクリート供試体に対して,CO₂固定化試験を実施した.結果は,2種類の供試体は CO2固定化性能があると考えられ,特にCO2吸収型コンクリートはセメントペースト硬化体の3倍程度のCO2を固定化した.コンクリート構造物を想定すると,1週間で1m2当たり30g程度のCO2を固定化し,CO2吸収型コンクリートでは1週間で1m2当たり80g程度のCO2を固定化できると推察する.

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