令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地方自治体における土木技術の伝承

地方自治体における土木技術の伝承

座長:加藤 豊(国土交通省 中部地方整備局 中部道路メンテナンスセンター)

[CS18-02] ME を活用した小規模橋梁等の点検・修繕について

〇杉山 清幸1 (1.岐阜県)

キーワード:行政職員の技術力向上

岐阜県では高度成長期に整備した橋梁やトンネルなど土木施設の高齢化が進んでいるが、人的・経済的リソースが限られる中で誰もが支障なく施設を利用できるよう維持管理を進めるべく、高度かつ総合的な技術力をもって地域に密着した社会資本の維持管理を行う技術者であるME(社会基盤メンテンナンスエキスパート)の養成を国立大学法人岐阜大学及び建設関連業界と連携して進めている。
MEの活用として、県が管理する15m未満の小規模橋梁について、MEにより点検・診断・補修を包括的に行っている。これにより、効率的かつ迅速な補修が可能となるとともに、点検結果等議論を通じて県の技術職員の技術力向上も期待できる。

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